「お客様とLINEでやり取りしたいけど、何から始めればいいかわからない」
「LINE公式アカウントを作ったけど、うまく活用できていない」
そんな悩みを抱えているサロンオーナーは多いのではないでしょうか。
実は、LINE公式アカウントを効果的に活用しているサロンでは、リピート率60%以上を安定して達成しています。また、ある美容室では予約のほぼ100%がLINE経由になり、電話対応業務がほぼゼロになった事例もあります。
本記事では、サロン向けLINE公式アカウントの料金プラン、活用すべき機能、成功事例、そして失敗を避けるポイントまで、完全ガイドとしてお届けします。
なぜサロンにLINE公式アカウントが必要なのか
日本のLINEユーザーは9,600万人以上。スマートフォンを持っている人のほとんどがLINEを使っています。
サロン業界のLINE活用状況
美容・サロン業界におけるLINE公式アカウントの導入率は年々上昇しており、特に予約管理・顧客フォローの主要ツールとして定着しつつあります。
ホットペッパービューティーの調査によると、サロン利用者の約7割がスマートフォンで予約を行っており、その中でもLINEを通じた予約・問い合わせのニーズは急速に高まっています。
LINE vs メール vs SMS:到達率の圧倒的な差
従来の顧客コミュニケーション手段と比較すると、LINEの優位性は明らかです。
指標 | LINE公式 | メール | SMS |
|---|---|---|---|
開封率 | 55〜80% | 15〜25% | 90%以上 |
クリック率(CTR) | 10〜30% | 2〜5% | 5〜10% |
1通あたりコスト | 0〜3円 | 0.1〜1円 | 6〜18円 |
表現力 | 画像・動画・リッチメニュー | テキスト・画像 | テキストのみ(70文字) |
即時性 | プッシュ通知 | 埋もれやすい | プッシュ通知 |
SMSは開封率こそ最強ですが、コストが高すぎて日常的な販促には不向きです。メールは若年層にほとんど開封されません。
結論として、販促・予約・顧客フォローにはLINEが最適解です。「送ったメッセージがちゃんと見てもらえる」のがLINEの最大の強みです。
LINE公式アカウントの料金プラン【2025-2026年版】
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。
プラン名 | 月額費用 | 無料メッセージ通数 | おすすめのサロン規模 |
|---|---|---|---|
コミュニケーションプラン | 0円 | 200通 | 友だち50人未満の個人サロン |
ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 友だち1,000人程度の中小サロン |
スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 多店舗展開・大規模サロン |
重要:メッセージ通数の計算方法
多くの方が誤解しているのが「メッセージ通数」のカウント方法です。
消費通数 = 配信回数 × 配信対象の友だち数
例えば、友だち登録者が500人のサロンが週1回(月4回)配信した場合、
500人 × 4回 = 2,000通
コミュニケーションプラン(無料)の上限は200通なので、この規模なら有料プランが必要です。
コスト削減の裏技:「3吹き出し=1通」ルール
LINEでは、1回の配信で最大3つの吹き出し(画像、テキスト、クーポンなど)をまとめて送ることができ、これは1通としてカウントされます。
❌ 悪い例:画像を送る(1通)→ テキストを送る(1通)→ クーポンを送る(1通)= 計3通消費
✅ 良い例:画像+テキスト+クーポンを1セットで配信 = 計1通消費
この仕組みを活用するだけで、コストを1/3に抑えられます。
サロンで活用すべき5つの機能
1. リッチメニュー
トーク画面下部に固定表示されるメニューバーです。「24時間稼働の無人受付カウンター」として機能します。
設置すべきボタン例:
- 予約する
- メニュー・料金
- アクセス
- スタッフ紹介
- 会員証(デジタル会員証)
特に「デジタル会員証」をリッチメニューに設置すると、来店時に提示が必要になるため、ブロック防止に効果的です。
2. あいさつメッセージ
友だち追加直後に自動送信されるメッセージです。ここで初回特典(クーポン)を配布することで、友だち追加のメリットを明確にします。
3. 1対1チャット
メールや電話と異なり、「会話」のテンポでコミュニケーションできます。
活用例:
- 来店前に希望のヘアスタイル写真を送ってもらう
- 施術翌日に「カラーの具合はいかがですか?」とフォロー
4. 応答メッセージ(自動返信)
施術中でも自動で対応できる機能です。
設定例:
- 「駐車場」と入力 → 駐車場の地図を自動返信
- 「営業時間」と入力 → 営業時間を自動返信
5. ショップカード(ポイントカード)
LINE上でポイントを貯められる機能です。紙のカードと違い、紛失の心配がありません。
さらに、ポイント満了の手前で「あと1ポイントで特典GET」というリマインド通知を自動配信できるため、来店サイクルの短縮に効果的です。
成功事例:数字で見る効果
事例1:香川県の美容室「電話予約ゼロ化」
課題: スタッフ不足で電話対応が施術の妨げに
施策:
- 店内の至る所にQRコードを配置
- 「LINE予約なら特典あり」と告知し電話予約を廃止
- 会計時にLINEで次回の仮予約を入れるフローを徹底
成果:
- 予約のほぼ100%がLINE経由に
- 次回予約率70%超を記録
- 広告費ゼロで友だち数2,500人達成
事例2:脱毛サロンの「マンガ活用」
課題: 「痛そう」「恥ずかしい」という心理的ハードル
施策:
- 施術の流れを4コマ漫画で解説
- 男女別に異なるシナリオを配信
成果:
- LINE登録からの来店率25%超を達成
失敗を避ける3つのポイント
1. 無差別配信は避ける
全ての友だちに同じ内容を送り続けると、ブロックの嵐を招きます。
対策: 顧客の属性(性別、来店履歴)でタグ付けし、「必要な情報を、必要な人にだけ」送る運用を徹底しましょう。
2. 返信遅延に注意
1対1チャットを開放したものの、施術に追われて返信が翌日に…。これでは顧客が他店へ流出します。
対策: 自動応答を設定し、施術中は「現在施術中のため、折り返しご連絡します」等のメッセージを即座に返す設定にしましょう。
3. コスト管理を怠らない
友だち数が増えてきた段階で配信数の管理を怠ると、想定外の追加料金が発生します。
対策: 月初に「今月は何通送れるか」をシミュレーションする。一斉配信は月1〜2回に抑え、それ以外は無料のLINE VOOM(タイムライン)を活用しましょう。
導入ステップ:ゼロから始める4ステップ
ステップ1:アカウント開設(5分)
「LINE for Business」公式サイトから無料で開設できます。
ステップ2:認証アカウント申請(5〜10営業日)
青色バッジの「認証アカウント」を取得すると、LINEアプリ内検索に表示されるようになります。店舗の信頼性も上がります。
ステップ3:基盤構築(1〜2時間)
- あいさつメッセージの編集
- リッチメニューの設置
- 初回クーポンの作成
ステップ4:友だち集め
- 店頭にQRコード付きポップを設置
- ホームページ、Instagram、Googleビジネスプロフィールに友だち追加URLを掲載
- 会計時に「LINEから予約すると24時間いつでも空き状況が見れて便利ですよ」と案内
よくある質問(FAQ)
Q1. LINE公式アカウントは無料で使えますか?
A. はい、無料で始められます。 コミュニケーションプラン(月額0円)なら、月200通まで無料でメッセージを送れます。ただし、友だち数が増えると有料プランへの移行が必要です。友だち50人以上で週1回配信するなら、ライトプラン(月額5,000円)を検討しましょう。
Q2. 個人サロンでも認証アカウント(青バッジ)は取れますか?
A. はい、取得できます。 個人事業主でも、店舗の実在性が確認できれば認証アカウントを取得できます。必要なのは、店舗名・住所・電話番号がホームページやGoogleマップと一致していることです。審査期間は通常5〜10営業日です。
Q3. ブロックされないようにするにはどうすればいいですか?
A. 3つのポイントがあります。
- 配信頻度を抑える:月2〜4回程度が適切
- セグメント配信:全員に同じ内容を送らない
- リッチメニューに会員証を設置:来店時に必要になるため、ブロックしにくくなる
Q4. 予約システムと連携できますか?
A. はい、多くの予約システムと連携可能です。 ホットペッパービューティー、リザービア、STORES予約などと連携でき、LINE上で予約完了まで行えます。連携方法はシステムによって異なりますが、多くの場合はリッチメニューに予約ページのURLを設定する形式です。
Q5. 施術中に返信できない場合はどうすればいいですか?
A. 自動応答メッセージを設定しましょう。 「現在施術中のため、○時以降に返信いたします」などのメッセージを自動で返す設定ができます。また、よくある質問(営業時間、駐車場など)はキーワード応答で自動化できます。
Q6. LINE公式アカウントの運用に必要な時間は?
A. 初期設定に1〜2時間、運用は週30分程度です。 リッチメニューやあいさつメッセージの設定が終われば、日常の運用は月2〜4回の配信作成と、チャット対応のみ。自動応答を活用すれば、さらに時間を削減できます。
まとめ
LINE公式アカウントは、サロン経営において「あったら便利」ではなく、「なくてはならないインフラ」になりつつあります。
本記事のポイント
- LINE開封率は55〜80%(メールの3〜4倍)
- 3吹き出し=1通ルールでコスト削減
- リッチメニュー、ショップカードでブロック防止
- セグメント配信で無差別配信を避ける
- 成功サロンはリピート率60%以上を安定達成
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