「高いお金を払って予約システムを入れたのに、リピート率が全然上がらない…」
「機能がありすぎて使いこなせず、結局また電話予約に戻ってしまった…」
「データは溜まってるんだけど、正直どう活かせばいいのかわからない…」
こんな悩み、ありませんか?
実は、顧客管理システムを導入したサロンの42%が「機能が複雑すぎて使いこなせない」という理由で失敗しているんです。せっかく高機能なシステムを選んだのに、結局使うのは予約管理だけ。月2万円払ってるのに、費用対効果が見えない―そんなサロンが本当に多いんです。
でも一方で、適切なシステムを選んで正しく活用しているサロンは、リピート率を25%から42%へ(+17ポイント)、30%から65%へ(+35ポイント)と劇的に改善させています。
この差って、どこから生まれるんでしょう?
この記事では、最新の市場データをもとに、主要10社の顧客管理システムを徹底比較します。料金や機能、サポート体制はもちろん、実際の成功事例と失敗事例、そして多くのサロンオーナーが見落としている「システムだけでは解決しない本当の課題」まで、包括的に解説していきます。
さらに、新しい選択肢「BPaaS(実行代行サービス)」についても詳しくご紹介します。「システムを使いこなす時間がない」「マーケティングの知識がない」という小規模サロンにとって、これが救世主になるかもしれません。
この記事を読めば、あなたのサロンに本当に必要なのは「高機能なシステム」なのか、それとも「実行を支援してくれるパートナー」なのかがきっと見えてくるはずです。
サロン向け顧客管理システム市場、今どうなってる?
年間成長率10%超え―急拡大する市場の背景
サロン向けの顧客管理システム市場は、世界的に急成長を続けています。
グローバル市場の規模感
- 2024年:11億2,000万米ドル
- 2025年(予測):12億4,000万米ドル
- 年間成長率:10.1%
- 2029年(予測):18億米ドル
国内でも、美容サロン市場全体が2兆6,496億円(前年比5.3%増)と拡大中です。団塊ジュニア世代(40〜50代)の利用金額が増えていることや、男性の美容サロン利用が広がっていることが、市場を後押ししています。
市場を動かしている3つのトレンド
1. クラウド化の波
EU企業の45.2%がクラウドサービスを利用していて、2021年比で4.2ポイント増えています。日本でも同じ流れが来ていて、オンプレミス型(自社サーバー型)からクラウド型への移行が加速しています。
クラウド型のいいところ
- 初期費用が抑えられる(サーバー買わなくていい)
- いつでもどこでもアクセスできる
- 自動アップデートでメンテ不要
- データバックアップも自動
2. スマホ対応が当たり前に
今やスマホやタブレットに最適化されたシステムが標準。サロンオーナー、スタッフ、お客様、みんなが外出先でも予約や決済、連絡ができるようになっています。
お客様にとってのメリット
- 24時間いつでも予約可能
- 3ステップで予約完了
- 前回と同じ内容で1タップ予約
- LINEから直接予約
3. AI活用が広がってる
AI機能で以下のようなことが実現されています。
- ヘアカット履歴の保存
- パーソナライズされたリマインダー送信
- スタイル提案
- お客様の来店パターン予測
- 最適なメニュー提案
- 価格の最適化
- スタッフスケジュールの自動調整
サロン業界のDX、現場の本音は?
美容業界は今、「技術力や接客力に加えて、"選ばれる理由"がますます問われる時代」に入っています。SNSや口コミの影響力が大きくなった今、価格やデザインだけの差別化では、お客様の心をつかみ続けるのが難しくなってきました。
サロンオーナーが抱える「あるある」な悩み
- 予約の電話が重なって、施術や接客が中断される
- 紙カルテだから履歴を探すのに時間がかかる
- 釣銭の受け渡しミスが起きる
- 毎晩のレジ締めに30分以上かかる
これらの「小さな手間」「地味なストレス」「見逃しがちなミス」に気づいて、それをデジタルの力で少しずつ解消していく―これがDXの第一歩なんです。
でも、「うちは昔ながらのやり方だから…」「スタッフがITに強くないから…」という不安の声も少なくありません。
システムって、どれくらいのサロンが導入してるの?
理容業界の統計データから、サロン業界の実態が見えてきます。
サロンの規模構成
- 1人:33.3%
- 2人:37.9%
- 3人:14.2%
- 合計(3人以下):85.4%
つまり、サロン業界の8割以上が小規模経営なんですね。
規模別のシステム導入率(推定)
- 個人サロン(1名):20〜30%程度
- 主に無料または低価格システム(リピッテ、SELECTTYPE、yoyakul.jpなど)
- 小規模サロン(3名以下):40〜50%程度
- 中価格帯システム(STORES予約、RESERVAなど)
- 中規模サロン(10名以上):70〜80%程度
- 高機能システム(リザービア、BeautyMerit、サロンアンサーなど)
ちなみに、多くのサロンでは導入から3〜6ヶ月程度で投資回収ができているという実績があります。
主要システム10社、徹底比較してみた
リラクゼーション・エステ・ドライヘッドスパなどのサロン向けに特化した顧客管理・予約システムを10社選んで、詳しく比較していきます。
何を基準に比較するか?
以下の7つの観点から評価します。
- 基本機能(予約管理、顧客管理、電子カルテ、会計連携)
- マーケティング機能(DM配信、クーポン、ポイント、LINE連携)
- 分析機能(売上分析、顧客分析、リピート率計測)
- モバイル対応(スマホアプリ、顧客用予約画面)
- 外部連携(ホットペッパー、Instagram、Google予約、LINE)
- サポート体制(電話、チャット、対応時間)
- 料金(初期費用、月額費用)
1. リザービア―美容サロン特化の最高峰
総合評価:★★★★★(高機能・高価格)
美容業界に特化した予約システムで、全国7,000店以上での導入実績があります。
ここがすごい
- Google経由予約の手数料無料(他社は通常5〜10%)
- 専任サポート担当者による手厚いフォロー
- 高度な売上分析・顧客分析機能
- スマホアプリ「サロンカード」で前回と同じ内容を1ステップで予約
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理・電子カルテ:◎
- DM配信:◎
- LINE連携:◎(月額4,500円)
- 売上分析:◎
- Google予約:◎(手数料無料)
料金
- 初期費用:100,000円
- 月額:21,000円(Basic S)〜33,000円(Advance)
こんなサロンにおすすめ: 中規模以上(スタッフ5名以上)、高機能を使いこなせる、Google集客を強化したいサロン
ここは注意: 初期費用・月額ともに高額、小規模サロンには機能過剰かも
2. サロンボード―ホットペッパー連携なら無料
総合評価:★★★★☆(全機能無料の衝撃)
株式会社リクルートが提供する、ホットペッパービューティー連携システムです。
ここがすごい
- 全機能無料(ただしホットペッパービューティーへの掲載が必須)
- 電話サポート無料(年中無休10:00〜21:00)
- ホットペッパービューティーと完全連携
- 口コミ返信機能、メッセージ配信機能
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理・電子カルテ:◎
- DM配信:◎
- 売上分析:◎(期間別・メニュー別・スタッフ別)
- ホットペッパー連携:◎
料金
- 初期費用:0円
- 月額:0円
- ※ホットペッパービューティーへの掲載料は別途必要
こんなサロンにおすすめ: ホットペッパービューティーをメイン集客チャネルとしているサロン
ここは注意: ホットペッパー掲載が必須、LINE連携は別途、Google予約手数料は有料
3. リピッテ―LINE連携特化の低価格
総合評価:★★★★☆(LINE特化・コスパ最強)
LINE連携に特化したシステムで、導入15,000店舗の実績があります。
ここがすごい
- 9,700万人が使うLINEから予約可能
- 掲載料や手数料が不要
- 個人利用なら月額2,000円と格安
- セグメント配信、リッチメニューチェンジャー
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理・電子カルテ:○(カルテはオプション月額2,000円)
- DM配信:◎
- LINE連携:◎(基本料金に含む)
- 大手予約サイト連携:○(月額2,000円)
料金
- 初期費用:9,800円(SNSシェアで半額→4,900円)
- 月額:店舗利用8,000円/個人利用2,000円
こんなサロンにおすすめ: 個人〜小規模サロン、LINE集客を強化したい、コストを抑えたい
ここは注意: 電子カルテ機能が弱い、Google予約連携が限定的
4. STORES予約(旧Coubic)―180業種対応の汎用性
総合評価:★★★★☆(バランス型・無料プランあり)
80,000以上の利用者を持つ、180業種以上に対応する汎用性の高い予約システムです。
ここがすごい
- 無料プランあり(機能制限付き)
- オンライン決済標準搭載
- 月額課金・回数券管理機能
- アプリ「Coubic」で予約・変更・キャンセル
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理:◎
- 電子カルテ:○
- メール配信・クーポン:○
- 予約サイト連携:○(かんざしと連携可能)
料金
- 初期費用:0円
- 月額:
- フリープラン:0円
- スモールプラン:9,790円/月
- チームプラン:19,690円/月
- ビジネスプラン:28,600円/月
- エンタープライズプラン:66,000円/月
こんなサロンにおすすめ: まずは無料で試したい、サロン以外の業種も展開している
ここは注意: サロン特化機能が弱い、電子カルテ機能が限定的
5. RESERVA―国内シェアトップクラス
総合評価:★★★★☆(導入実績No.1)
登録者35万社を超える、国内シェアトップクラスの実績を誇るシステムです。
ここがすごい
- 最短3分でサイト作成
- 6種類の料金プランで柔軟な選択
- 導入事例が豊富(参考にしやすい)
- Zoom連携、RemoteLOCK連携
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理:◎
- 電子カルテ:○
- メルマガ・DM配信:◎
- クーポン発行:○(330円/1クーポン)
- LINE連携:○(月額3,300円)
料金
- 初期費用:0円
- 月額:
- フリープラン:0円
- ブルー:3,850円/月
- シルバー:6,600円/月
- ゴールド:13,200円/月
- エンタープライズ:23,100円/月
- エンタープライズプラス:46,200円/月
こんなサロンにおすすめ: 小〜中規模サロン、段階的に機能を拡張したい
ここは注意: オプション料金が積み重なると高額に
6. SELECTTYPE―デザイン性重視
総合評価:★★★☆☆(無料・デザイン性高い)
170以上のテンプレートから予約フォームを作成できるシステムです。
ここがすごい
- 無料から利用可能
- デザイン性の高いテンプレート
- ホームページ作成機能も搭載
- Google連携、複数ポータルサイト一元管理
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理:○
- 電子カルテ:△
- メール配信:○
- 分析機能:△
料金
- 初期費用:0円
- 月額:
- フリープラン:0円
- ベーシック:1,650円/月
- プロフェッショナル:3,300円/月
- プレミアム:11,000円/月
こんなサロンにおすすめ: 個人サロン、まずは無料で試したい、デザイン性を重視
ここは注意: 無料プランは予約受付期間が7日のみ、広告表示あり、電話サポートなし
7. サロンアンサー―美容サロン専用
総合評価:★★★★☆(美容特化・高機能)
美容サロン専用の予約・売上管理システムです。
ここがすごい
- POSレジ機能搭載
- 帳票パック、詳細な集計機能
- 豊富な外部連携(かんざし、ビューティーメリット、リザービア、リピッテ等)
- アンケート管理、ポイント管理
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理・電子カルテ:◎
- DM配信:◎
- POSレジ:◎
- 分析機能:◎
料金
要見積もり(一般的に月額2万円〜)
こんなサロンにおすすめ: 中規模以上、POSレジも一元化したい、美容サロン特化機能が必要
ここは注意: 料金が不透明、小規模サロンには機能過剰
8. BeautyMerit―独自アプリ作成可能
総合評価:★★★★☆(美容室業界シェアトップクラス)
美容室業界でシェアトップクラスのシステムです。
ここがすごい
- サロン専用アプリを作成可能
- プッシュ通知、DM配信、クーポン配信
- 次回予約率5割→7割実現事例
- POSレジ連携
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理・電子カルテ:◎
- マーケティング機能:◎
- 独自アプリ作成:◎
- 分析機能:◎
料金
要見積もり
こんなサロンにおすすめ: 独自ブランドアプリを作りたい、顧客囲い込みを強化したい
ここは注意: 料金が不透明、導入ハードルが高い
9. BeSALO―一つで全管理
総合評価:★★★☆☆(オールインワン)
900店以上に導入された美容室・エステ・整体院向けシステムです。
ここがすごい
- 一つのシステムで全管理可能
- 売上・勤怠管理も統合
- 分割買取プランあり
機能
- 予約管理:◎
- 顧客管理・電子カルテ:◎
- 売上・勤怠管理:◎
- メール配信:○
料金
月額12,500円〜22,000円(分割買取の場合)
こんなサロンにおすすめ: バックオフィス業務も一元化したい
ここは注意: 外部連携が弱い、マーケティング機能が限定的
10. ワンモアハンド―5分単位予約
総合評価:★★★☆☆(整体・鍼灸特化)
鍼灸院やエステサロンなどに特化した予約管理システムです。
ここがすごい
- 最小5分単位で予約枠設定
- インターバル設定可能
- マイサロン登録でほぼ専用アプリ化
- 初期費用無料キャンペーンあり
機能
- 予約管理:◎(5分単位)
- 顧客管理・電子カルテ:◎
- プッシュ通知:◎
- 来店データ分析:◎
料金
初期費用無料キャンペーンあり、1ヶ月無料プラン
こんなサロンにおすすめ: 整体・鍼灸・エステなど施術時間が細かく異なるサロン
ここは注意: 美容室向けには不向き、外部連携が限定的
結局うちのサロンだといくらかかるの?―規模別シミュレーション
3つのサロン規模パターンで、実際の月額コストをシミュレーションしてみます。
パターン1:個人サロン(1名、月商100万円)
前提条件
- オーナー1名で施術
- 月間顧客数:40名
- 集客:Instagram + Google検索
- 重視機能:LINE連携、予約管理、自動リマインド
おすすめシステムと実質コスト
システム名 | 初期費用 | 月額基本 | オプション | 実質月額 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
リピッテ(個人) | 4,900円 | 2,000円 | - | 2,000円 | ★★★★★ |
SELECTTYPE | 0円 | 1,650円 | 広告表示 | 1,650円 | ★★★☆☆ |
RESERVA(ブルー) | 0円 | 3,850円 | LINE 3,300円 | 7,150円 | ★★★☆☆ |
サロンボード | 0円 | 0円 | HPB掲載料別途 | 0円+掲載料 | ★★★★☆ |
推奨:リピッテ(個人)
理由:LINE連携が基本料金に含まれていて、月額2,000円は最安クラス。SNSシェアで初期費用も半額になります。個人サロンに必要な機能がしっかり揃っています。
パターン2:小規模サロン(3名、月商250万円)
前提条件
- オーナー+スタッフ2名
- 月間顧客数:120名
- 集客:ホットペッパー+Instagram+Google
- 重視機能:スタッフ管理、売上分析、顧客管理
おすすめシステムと実質コスト
システム名 | 初期費用 | 月額基本 | オプション | 実質月額 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
RESERVA(シルバー) | 0円 | 6,600円 | LINE 3,300円 | 9,900円 | ★★★★☆ |
リピッテ(店舗) | 9,800円 | 8,000円 | カルテ2,000円 | 10,000円 | ★★★★☆ |
STORES予約(チーム) | 0円 | 19,690円 | - | 19,690円 | ★★★☆☆ |
サロンボード | 0円 | 0円 | HPB掲載料別途 | 0円+掲載料 | ★★★★☆ |
推奨:RESERVA(シルバー)+LINE連携
理由:顧客管理・売上分析機能が充実していて、LINE連携も可能。月額1万円以下でバランスがいいです。段階的にプラン変更もできます。
パターン3:中規模サロン(10名、月商600万円)
前提条件
- オーナー+スタッフ9名
- 月間顧客数:350名
- 集客:ホットペッパー+Google+自社サイト
- 重視機能:高度な分析、外部連携、専任サポート
おすすめシステムと実質コスト
システム名 | 初期費用 | 月額基本 | オプション | 実質月額 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
リザービア(Basic S) | 100,000円 | 21,000円 | LINE 4,500円 | 25,500円 | ★★★★★ |
STORES予約(ビジネス) | 0円 | 28,600円 | - | 28,600円 | ★★★★☆ |
RESERVA(ゴールド) | 0円 | 13,200円 | LINE 3,300円+多店舗22,000円 | 38,500円 | ★★★☆☆ |
サロンボード | 0円 | 0円 | HPB掲載料別途 | 0円+掲載料 | ★★★★☆ |
推奨:リザービア(Basic S)
理由:Google予約手数料無料が長期的にコスト削減に。専任サポートで運用も安心。高度な分析機能で経営判断をデータで行えます。
【重要】見落としがちな「隠れたコスト」
システム選定時、多くのサロンが見落とすのが「隠れたコスト」です。
主な隠れたコスト
- LINE連携オプション:月額3,000円〜4,500円
- SMS送信:従量課金制(1通10円前後)
- 予約サイト連携(かんざし等):月額3,000円
- 多店舗管理:月額22,000円〜
- 決済手数料:2.9%〜4.9%
- クーポン発行:330円/1クーポン(RESERVA)
例:基本料金3,850円のRESERVAで以下を利用した場合
- 基本料金:3,850円
- LINE連携:3,300円
- クーポン月10枚:3,300円
- 実質月額:10,450円
表示価格の2.7倍になることもあります。
成功事例と失敗事例から学ぶ、システム活用の本質
【成功事例1】リピート率25%→42%へ(+17ポイント)
サロン概要
- 業態:美容室
- 規模:3名
- 導入システム:Lステップ(LINE特化)
何をしたか
お客様の来店履歴や行動に基づいてパーソナライズされたメッセージを自動配信する仕組みを構築。お客様がサロンを「忘れる」前に、適切なタイミングで再来店を促しました。
成功のポイント
- 顧客セグメント別の配信(カラー客は2ヶ月後、パーマ客は3〜4ヶ月後)
- 来店15日、30日、60日でのステップ配信
- パーソナライズされたメッセージ文面
結果: 3回目のリピート率が25%→42%へと17ポイント向上。
【成功事例2】リピート率30%→65%へ(+35ポイント)
サロン概要
- 業態:個人エステサロン
- 規模:1名
- 導入システム:カルテ管理システム
何をしたか
お客様一人ひとりの詳細な情報を蓄積し、パーソナライゼーションを徹底。施術前にカルテを確認して、前回の悩みや好みを把握した上で接客しました。
成功のポイント
- 詳細なカルテ記録(悩み、施術内容、使用商品、反応)
- 施術前の情報確認による「覚えていてくれた」体験の提供
- 次回提案を施術中に実施
結果: リピート率が30%→65%まで向上。
【成功事例3】次回予約率5割→7割へ
サロン概要
- 業態:トータルビューティサロン(複数店舗)
- 規模:多店舗展開
- 導入システム:ビューティーメリット
何をしたか
施術中にお客様とじっくり時間を取りながら、その場でアプリを紐付け。次回予約をアプリで簡単にできる仕組みを構築しました。
成功のポイント
- 施術中の自然な次回予約提案
- アプリで簡単予約(前回と同じ内容で1タップ)
- プッシュ通知でのリマインド
結果: 以前は5割に届かなかった次回予約率が、今では全体で6割から7割に上昇。
【失敗事例1】機能が複雑すぎて使いこなせない(42%)
サロン概要
- 業態:エステサロン
- 規模:2名
- 導入システム:外資系MAツール
何が起きたか
知名度の高さと機能の豊富さを決め手に、外資系のMAツールを導入。しかし、実際に運用を開始してみると:
- 管理画面が使いづらく、現場担当が全く使いこなせない
- 機能の豊富さを決め手に導入したが、使わない機能ばかり
- 膨大な費用が発生
結果: 高額な費用を払い続けたものの、結局電話予約に戻ってしまいました。
学べること
- 自サロンの規模に合った「シンプルな」システムを選ぶ
- 無料トライアルで実際に使ってみる
- スタッフ全員が使いこなせるか確認する
【失敗事例2】データは溜まるが活用できない(68%)
サロン概要
- 業態:ドライヘッドスパ
- 規模:1名
- 導入システム:高機能予約システム
何が起きたか
高度な分析機能を持つシステムを導入。顧客データは蓄積され、分析レポートも自動生成される。しかし、
- レポートの見方がわからない
- データから何を読み取り、どう施策につなげるかがわからない
- DM配信機能はあるが、文面を考える時間がない
結果: データは溜まるものの、宝の持ち腐れに。リピート率は改善しませんでした。
学べること
- システムは「道具」であり、使う人次第
- データ分析のノウハウがない場合、実行代行サービスの検討を
- PDCAサイクルを回せる体制を作る
【失敗事例3】スタッフが使ってくれない(38%)
サロン概要
- 業態:美容室
- 規模:5名
- 導入システム:高機能システム
何が起きたか
オーナーが最新システムを導入したものの、ベテランスタッフが反発:
- 長年紙カルテに慣れ親しんだスタッフが、デジタル操作に適応できない
- 新システム導入初期は、操作への戸惑いから接客時間が延長
- 十分な研修時間を確保できず、スタッフが放棄
結果: オーナーだけが使い、スタッフは紙カルテに戻ってしまいました。情報共有ができず、顧客対応にムラが発生。
学べること
- 導入前にスタッフの意見を聞く
- 十分な研修時間を確保する
- シンプルで直感的なシステムを選ぶ
よくある失敗パターン トップ10
実際の調査から、失敗パターンをランキング化しました:
- 機能が複雑すぎて使いこなせない(42%)
- スタッフが覚えられず浸透しない(38%)
- サポートが不十分で解決できない(35%)
- 費用対効果が見えない(32%)
- データ移行に失敗(28%)
- 既存システムとの連携不具合(25%)
- 予約システムを使わず元に戻る(23%)
- お客様が使いづらいと苦情(20%)
- 契約期間の縛りで解約できない(18%)
- オプション料金が高額で断念(15%)
システムだけでは解決しない「本当の課題」
ここまで主要システムの比較や成功・失敗事例を見てきました。でも、多くのサロンオーナーが見落としている重要な事実があります。
それは、「システムを入れただけでは、リピート率は上がらない」という現実です。
課題1:データ分析はできるけど、施策実行ができない
顧客管理システムを導入すると、こんなデータが自動で取れます。
- 顧客の来店周期
- リピート率
- 客単価
- 人気メニュー
- 3ヶ月未来店客のリスト
でも、「それで?」ってなってませんか?
サロンオーナーの本音: 「3ヶ月未来店客が50名いることはわかった。で、どうすればいいの?」 「DM配信機能はあるけど、文面を考える時間がない」 「どのタイミングで、何を送ればいいかわからない」
システムはデータを提供してくれますが、施策の実行は人間がやらなきゃいけないんです。
課題2:マーケティング知識・ノウハウが足りない
多くのサロンオーナーは、施術のプロです。でも、マーケティングのプロではありません。
本当はこんなスキルが必要
- SEO対策
- リスティング広告の運用
- SNSマーケティング
- コンテンツ作成(文章、画像、動画)
- 顧客セグメント設計
- メッセージ配信シナリオ設計
- A/Bテスト
- データ分析と改善
これ全部を、施術の合間に学んで実行するって、現実的じゃないですよね。
課題3:忙しすぎて、システムを触る時間がない
個人サロンや小規模サロンでは、オーナーがこれ全部やってます。
- 施術(1日5〜8名)
- 接客
- 予約管理
- 会計
- 清掃
- 備品発注
- SNS投稿
- 経理
ある日のスケジュール例
- 9:00-10:00:開店準備、清掃
- 10:00-20:00:施術(昼休憩1時間)
- 20:00-21:00:レジ締め、清掃
- 21:00-22:00:予約確認、翌日準備
システムを触る時間は? → ありません。
「データ分析して、セグメント配信のシナリオを設計して、文面を考えて…」なんて、いつやればいいんですか?
課題4:PDCAサイクルが回せない
マーケティングは、継続的な改善が必須です。
本来必要なPDCAサイクル
- Plan(計画):データ分析から施策を立案
- Do(実行):DM配信、クーポン発行、SNS投稿
- Check(評価):効果測定、開封率・クリック率・来店率の分析
- Act(改善):文面改善、タイミング調整、セグメント見直し
でも現実は、
- Plan:できた(データは見た)
- Do:できない(時間がない)
- Check:できない(実行してないから)
- Act:できない(そもそも測定してないから)
PDCAの最初のステップ「Do(実行)」で止まっちゃうんです。
課題5:システムは道具、使う人次第
ここまでの課題を整理するとこうなります。
項目 | システムができること | 人間がやらなきゃいけないこと |
|---|---|---|
データ収集 | ◎ 自動で収集 | - |
データ分析 | ◎ レポート自動生成 | △ 読み解き、解釈 |
施策立案 | △ 一部提案 | ◎ 最終判断、シナリオ設計 |
実行 | △ 自動配信設定 | ◎ 文面作成、セグメント設定 |
効果測定 | ◎ 数値表示 | △ 解釈、改善案立案 |
改善実行 | × できない | ◎ 全て人間が実行 |
つまり、システムは「データ提供」と「自動化」はできるけど、「施策の実行」と「継続的な改善」は人間がやらなきゃいけないんです。
どれだけ高機能なシステムを導入しても、それを使いこなす時間とノウハウがなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
【重要な問い】あなたのサロンに本当に必要なのは?
ここで、あなたに問いたいことがあります。
あなたのサロンに本当に必要なのは、どちらですか?
A. 高機能なシステム
- データ分析レポートが自動生成される
- 顧客セグメント機能が充実している
- AI予測機能が搭載されている
- ただし、使いこなすのは自分
B. 実行を支援してくれるパートナー
- データ分析から施策立案までやってくれる
- DM配信の文面も作ってくれる
- 継続的な改善提案もしてくれる
- あなたは施術に集中できる
もしあなたが「B」を選んだなら、次の章で紹介する「BPaaS(実行代行サービス)」という新しい選択肢が、あなたのサロンを救う可能性があります。
BPaaS(実行代行)という新しい選択肢
BPaaS(Business Process as a Service)って何?
BPaaSは、業務プロセスの設計から実行までをクラウドサービスとして提供する、新しいサービス形態です。
従来のSaaSとの違い
項目 | SaaS(従来型) | BPaaS(実行代行型) |
|---|---|---|
提供内容 | システム・ツール | システム+実行支援 |
責任範囲 | システム保守のみ | システム+業務実行 |
あなたの役割 | 自分で操作・運用 | 要件定義と確認のみ |
成果 | 使い方次第 | 成果にコミット |
例え | 高性能な調理器具 | 食材選び〜調理〜提供までやってくれるシェフ |
料理で例えると
- SaaS:最新の調理器具を買う。でも、レシピを考えて、食材を買って、調理するのは自分。
- BPaaS:食材選びから調理、提供まで一緒に行うシェフ付きサービス。あなたは「こんな料理が食べたい」と伝えるだけ。
サロン業界でのBPaaS活用例
1. マーケティング実行代行
ある美容サロンの事例
マーケティング代行サービスを活用して、こんな成果を実現:
- オンライン広告による新規顧客獲得率が20%増加
- SEOコンテンツ制作によるサイト流入が30%以上向上
- SNS運用を通じたブランド認知拡大
結果、短期間で売上が40%以上増加
代行内容
- Instagram投稿(週3回)
- Googleビジネスプロフィール最適化
- SEOコンテンツ作成
- リスティング広告運用
- 効果測定と改善提案
サロンオーナーの役割
- 施術写真の提供
- 月1回のミーティング参加
- 改善提案への承認
2. LINE配信実行代行
神経系ストレッチ専門店の事例
LINE予約管理の自動化により
- 来院率とリピート率が向上
- 運用開始から間もなく売上が1.2〜1.3倍に増加
- 口コミ数も大幅に増加
代行内容
- セグメント設定(来店周期別)
- ステップ配信シナリオ設計
- メッセージ文面作成
- 配信実行
- 効果測定と改善
サロンオーナーの役割
- 施術に集中
- 月1回の効果報告確認
SaaS vs BPaaS:どちらを選ぶべき?
SaaSが向いているサロン
- マーケティング知識がある
- システムを使いこなす時間がある
- スタッフにマーケティング担当者がいる
- 継続的にPDCAを回せる体制がある
- 長期的にノウハウを蓄積したい
BPaaSが向いているサロン
- 施術に集中したい
- マーケティング知識がない
- システムを触る時間がない
- 「やり方」じゃなく「成果」が欲しい
- プロに任せて安心したい
SALON HUB:サロン特化BPaaSの新基準
ここで、サロン業界に特化したBPaaSサービスとして、SALON HUBをご紹介します。
SALON HUBとは?
SALON HUBは、リラクゼーション・エステ業界の個人〜3名規模店舗に特化した、マーケティング実行代行サービスです。
最大の特徴: システム提供ではなく、実際に売上UP施策を実行代行
SALON HUBが解決する課題
従来のシステム(SaaS)の限界
- データは取れるが、施策実行ができない
- DM配信機能はあるが、文面を考える時間がない
- マーケティング知識がなく、何をすればいいかわからない
- 忙しすぎて、PDCAサイクルが回せない
SALON HUBの解決策
- AI分析で「誰に・いつ・何を」を自動分析
- 専門チームが月4〜20時間、実際に施策を実行
- DM配信、SNS運用、クーポン企画まで全て代行
- あなたは施術に集中するだけ
SALON HUBのサービス内容
1. AI売上分析
AIを活用して、こんなことを自動分析
- 3ヶ月未来店客のリスト抽出
- 顧客の来店周期分析
- リピート率の可視化
- 月15万円の機会損失を数値化
2. マーケティング実行代行(月4〜20時間)
専門チームが実際にこれを実行
- LINE・DM配信代行(セグメント設定、文面作成、配信実行)
- SNS運用代行(Instagram投稿、コメント返信、ハッシュタグ最適化)
- キャンペーン企画・実行(リピート促進クーポン、紹介キャンペーン等)
- Googleビジネスプロフィール最適化
3. 予約管理システム
- オンライン予約受付
- 予約カレンダー管理
- 自動リマインド機能
4. 顧客管理・電子カルテ
- 顧客情報の一元管理
- 施術履歴の記録
- 来店周期の自動追跡
あなたのサロンに最適な選択は?
ここまで、主要システム10社の比較、成功・失敗事例、そしてBPaaS(実行代行)という新しい選択肢をご紹介してきました。
最後に、あなたのサロンに最適な選択を見つけるためのフローチャートをご用意しました。
【診断】あなたのサロンに最適なのは?
質問1:マーケティングの知識と時間はありますか?
YES(知識も時間もある) → SaaS(システムのみ)がおすすめ
- リザービア、STORES予約、RESERVAなど
- 自分でPDCAを回せる
- 長期的にノウハウを蓄積できる
NO(知識も時間もない) → 質問2へ
質問2:月商はどのくらいですか?
100万円未満 → 低価格SaaSからスタート
- リピッテ個人(月額2,000円)
- SELECTTYPE(月額1,650円)
- まずはシンプルな機能で慣れる
100〜250万円 → BPaaS(実行代行)を検討
- SALON HUB
- マーケティング代行サービス
- 「実行」を任せて、施術に集中
250万円以上 → 質問3へ
質問3:スタッフは何名いますか?
1〜3名 → BPaaS(実行代行)がおすすめ
- SALON HUB
- 人的リソースが限られているため、実行代行が効率的
5名以上 → 高機能SaaS+専任担当者
- リザービア(月額2.5万円〜)
- BeautyMerit
- 社内にマーケティング担当者を配置
規模別・最終推奨
個人サロン(1名、月商100万円未満):
まずは低価格SaaSで慣れる
- リピッテ個人(月額2,000円)
- SELECTTYPE(月額1,650円)
月商100万円を超えたら
- SALON HUBで実行代行を検討
- 施術に集中して、さらなる売上拡大へ
小規模サロン(2〜3名、月商100〜250万円):
第1候補:SALON HUB(BPaaS)
- 実行代行で時間を買う
- 専門チームに任せて成果を出す
第2候補:RESERVA+LINE連携
- 自分でPDCAを回せる場合
- 月額1万円以下で運用
中規模サロン(5名以上、月商250万円以上):
リザービア+専任担当者
- 高機能システムをフル活用
- 社内でマーケティング体制を構築
または:SALON HUB+社内システム
- 実行代行を活用しつつ、高度な分析も実施

まとめ:システム選びで失敗しないための3つの鉄則
最後に、サロン顧客管理システム選びで失敗しないための3つの鉄則をお伝えします。
鉄則1:「高機能」じゃなく「使いこなせる」を選ぶ
システム選びで最も多い失敗が、「機能が複雑すぎて使いこなせない」(42%)です。
選ぶべきは
- ❌ 機能が多いシステム
- ✅ あなたのサロンに必要な機能が、シンプルに使えるシステム
チェックポイント
- 無料トライアルで実際に触ってみる
- スタッフ全員が使えるか確認する
- サポート体制は充実しているか
鉄則2:「データ」じゃなく「成果」を求める
システムを導入すると、たくさんのデータが取れます。でも、データだけあっても意味がありません。
重要なのは
- ❌ 詳細な分析レポート
- ✅ リピート率向上、売上増加という「成果」
自問自答してみてください
- あなたには、データを読み解くスキルがありますか?
- データから施策を立案する時間がありますか?
- 施策を継続的に実行できる体制がありますか?
もし「NO」なら、BPaaS(実行代行)を検討してみてください。
鉄則3:「システム」じゃなく「パートナー」を選ぶ
最も重要なのは、システムそのものじゃなく、あなたのサロンを成長させてくれるパートナーを選ぶことです。
チェックポイント
- 導入後のサポートは充実しているか?
- 成功事例はあるか?
- 継続的な改善提案をしてくれるか?
- あなたのサロンの成長を、本気で考えてくれるか?
SALON HUBは、単なるシステム提供会社じゃありません。あなたのサロンの売上UP施策を、実際に実行するパートナーです。
今日からできる3つのアクション
アクション1:現状を把握する
- 3ヶ月未来店客は何名いますか?
- リピート率は何%ですか?
- 月にどれくらいの機会損失が発生していますか?
→ SALON HUBの無料診断(30分)で、すぐに可視化できます。
アクション2:無料トライアルを試す
- リピッテ、STORES予約、RESERVAなど
- 実際に触ってみて、使いやすさを確認
アクション3:BPaaSを検討する
- もしあなたが「施術に集中したい」「マーケティングはプロに任せたい」と思うなら
- SALON HUBの無料診断を受けてみてください
最後に:あなたのサロンは、まだ成長できる
リピート率30%未満のサロンは、まだ7割の顧客を失っています。
もし、その7割のうち、たった2割でも戻ってきてくれたら?
月商100万円のサロンなら、月15万円の売上増加です。
年間で180万円です。
その可能性を、諦めますか?
システムを導入しただけでは、何も変わりません。
重要なのは、「実行」です。
もしあなたが、
- 施術に集中したい
- マーケティングの知識がない
- システムを触る時間がない
- でも、売上を伸ばしたい
そう思うなら、SALON HUBという選択肢があります。
まずは無料診断(30分)で、あなたのサロンの可能性を可視化してみませんか?
